オランダのこと_エコのこと
アムステルダムで買い物をしていた時のこと。
「品物を袋に入れてもらえますか?」
「レジ袋は法律で禁止されてるの」
ん? どゆこと?
というわけで、今日はオランダでの、エコのこと。
そう、オランダでは2016年1月1日から無料プラスチック製レジ袋が禁止されているのでした。
ゴミ自体の削減、ゴミによる環境汚染、石油資源を浪費しないために制定されたとのこと。
環境問題の重大性が叫ばれて久しい中、国を挙げてこうした取り組みを行っています。
そんなわけでみんなが当たり前にエコバッグを持っているし、
スーパーや雑貨屋さんには大抵エコバッグが売られている。
だいたいひとつ300円から500くらい。
中でも人気はSTACHとDILLE & KAMILLE のもの。
STACH(スタック)はミニスーパーのようなもの。
生鮮食品や日用品からサンドイッチやお惣菜まで取り扱っているチェーン店。
DILLE & KAMILLE (ディル・エン・カミーユ)は日本で言えば無印良品のようなもの。
ナチュラルな雑貨から紅茶やハーブの量り売りなども扱うオランダ発の人気雑貨屋さん。
お店のロゴ入りだけれど、可愛くて洗練されたデザインなので、みんな自然に普段使いしています。
ちなみにこうした取り組みは世界でも広がっていて、フランスやバングラデッシュ、中国などでもすでに削減に対する取り組みがなされているとのこと。
フランスでは今後レジ袋だけでなくプラスチック製容器(プラカップやプラスチックフォークなど)も使用禁止になるという。
(正確には、微生物によって分解され家庭用生ごみ処理機で堆肥にできるもの、もしくは原材料の一部が生物由来の資源を使っているものに変えなければいけない。)
世界にはこうして、すでに実際に行動に移している国があります。
さて、日本に、私たちにできることは?
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