フィンランドのこと_スーパーマーケットのこと
毎日のくらしに欠かせないスーパーマーケット。
その土地の日常の姿が垣間見えるので、色々な発見があります。
今日はフィンランドで少し暮らしていた時にお世話になったスーパーマーケットのこと。
特に野菜売り場がおもしろい。
ほとんどの野菜が小包装されずにそのままの姿で売られています。
生き生きした色合い。
見ているだけで元気になりそう!
まるでピーターラビットに出て来そうなニンジンもご覧の通り山積み。
(おじさん、写真撮ってごめんなさい…)
中でもわたしがびっくりしたのがこちら。
じゃがいも販売機。
斬新…。
好きな量を袋にいれたら、近くの機械でグラムを計ります。
じゃがいもの種類を選ぶとバーコードが出てくるので、それを貼ってレジへ。
フィンランドでは他にも量り売りのものが多くて、最初は何でだろう?と思ってました。
袋に入れたほうが清潔だし、
お客さんがあれこれ触って傷むこともないし、
バーコードも最初は楽しいけど、毎回面倒じゃないのかな?
でも毎日通ってわかったこと。
必要な量を必要なだけ買う。
それぞれの野菜の持つエネルギーをじかに受け止めながら買う。
食べ物を頂く上でこれって大切なことかも…と気づかされました。
野菜を『物』としてじゃなくて『生き物』として扱っている気がしました。
* * *
さらにハーブは土付きで売ってるので、買ったらキッチンの窓辺へ。
常にフレッシュなものが味わえる上に、上手に育てられたらちょっとお得感。
これからの季節はベリーもたくさん売られます。
こちらも量り売り。
ちょっとおまけしてもらったり、
おいしそうだねーなんておしゃべりしながら、マイいちごパックを作ってもらいます。
スーパーにいくと、いつもおいしい野菜と一緒に元気をたくさんもらって帰宅するのでした。
0コメント