オランダのこと_チョコメルのこと

寒いですねぇ。
冷えきった日にはあったかくて甘いものが一番!

今日はオランダのあまーい飲み物、
chocomel(チョコメル)のこと。

アムステルダムの冬。

運河の水が近く、石造りの家が多いからか、

空気が冷たくて体感気温はかなり低い。

おまけに小雨なんて降った日には手が氷の様に冷え切ってしまいます。


そんな冷えきった体に最高の飲み物、
それが chocomel(チョコメル)。


出会いはふと入ったカフェ。
あまりの寒さにHot chocolateを注文すると
出てきたのがこちら(左側)。



うわ、なんだか甘そう。。



しかし、ひと口飲むと、なんとも言えない甘さと温かさ。
お、、、美味しい!!

身も心もほどける!



見た目ほどのしつこさがなく
サラッとした薄めのココアのよう。

それでいて味はしっかりとしている。


そのため、飲んだ後に喉に張り付くような、

さらに喉が乾いてしまうような、あの感じが無いのです。


その飲み物こそ、chocomel(チョコメル)。


それからすっかりチョコメルの魅力に開眼し

あちこちのカフェでホットチョコレートを注文。

どのお店でもチョコメルが出てきました。



調べてみると、1932年の発売以来の人気で

オランダのホットチョコレートといえばチョコメル、とのこと。

もはや国民食という勢いで、チョコメルハーフや

濃いめのダークまで売ってました。



カフェでは必ず、With cream? と聞かれるのですが、
クリームありにするとこんな感じ。
ホイップクリームがたっぷり乗って来ます。
甘いものが苦手じゃなければ、こちらもおすすめ。


このチョコメルはカフェだけでなく、おうちでも楽しめます。

スーパーでは液体チョコメルがご覧の通りずらり。



牛乳パックなみの1.2Lがだいたい一本300〜400円くらい。


お手軽な250mlパックもあります。





そしてこのチョコメルと同じくらい、必ずカフェにあるのが

muntthee(ミントティー)。



フレッシュミントをグラスに入れてお湯を注いだだけのシンプルなもの。

少しはちみつを入れて飲むのが、オランダ流。

ミントの爽やかさそのままに、はちみつの甘みが味をまろやかにしてくれます。


ミントたっぷりで味がしっかり抽出されているので、思ったほどスースーしない。

夏だけでなく冬でもみんな頼んでいます。



前回ご紹介した、パスタ屋さんでもこんな感じで出してくれました。


残念ながら、わたしイチオシのチョコメルは日本で買うことはできませんが、
ミントティーなら真似できそう!

オランダでは、ミントはスーパーでも安く、束で売っているので

ミントティーもチョコメル同様、国民的飲み物なのかもしれません。


少しばかりハーブを学んだわたしとしては、こうしてハーブティーが生活に根付いている環境が本当にすばらしい!




そして実は、ミントティーおすすめの理由がもうひとつ。

ミント(ここではスペアミント)のハーブとしての効能には

よくイメージされるリフレッシュ効果のほかに

消化促進作用もあります。



ミントティーを飲みながら、年末年始の疲れた胃腸を休めて

ホッと一息なんて、いかがでしょうか。




写真:一部チョコメルHPより

nokoto

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yoko_nokoto

一級建築士。
インテリアコーディネーター。
メディカルハーバルコーディネーター。

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